六本木morph-tokyo
「描くオト」
ライブペイント回想録書きました
かなり........長文です m( _ _ )m
(写真は お仲間ケロリンさんと水野君が撮って下さいました。)
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赤 と 白 と 黒
この3色を鞄に入れて
会場に向かう。
家で 絵の具を選ぶところから
ライブペイント
始まってるなあ と 最近気づいた
迷いがあるときは
沢山の色を鞄に詰めてしまうんだ
そして
絵も 濁ってしまう。
それもそれで素直な事なのかも知れないけど
今回は
3組の歌を何度も頭の中で唄ってたら
自然と この3色だった。
よし。迷い無し。
後は
唄ってくれる皆を信じて
お客さんを信じて
自分を信じて
素直にぶつけるだけだ。。。
緊張 張りつめて
マラソンの最後のような 鼓動と快感
19時。
淡く透ける幕が ゆっくり上がる
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「描くオト 第1幕 canappeco」

かなちゃん こぢくんが
奏でる オト は
ゆっくり 髪をなでる
風みたい
ふわ
ふわり
胸が きゅぅ となる 旋律
一緒に行った福岡のこと 思い出す
真っ白な画面に向き合って
私は
散歩の途中のような心持ちで
ちょっと
小踊りしながら 描く
たまに
眼を閉じる

何を描くか
なんにも
決めていなかったけれど
「テディ」
しろ
しろ
ささやかな紅
ふたりの声が重なったり 離れたり
きゅん
「おうち喫茶」
- だから cup of tea..... cup of tea..... would you like some sugar.....-
声が
ほんと
きもちいい.....
にじんで 桃色
ハミング 口笛
まあるく
まあるく
手が動く

「スプートニック」
風を 思わず 描き込んだ
描き上がったのは
夕焼け雲と いい匂いの風
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幕間の15分
一度 楽屋へ戻る
ライブペイント中に 一度 画面を離れるのは珍しい事
現実に急激に戻される様で
馴れない
心の糸が切れそうで やだ
でも
真っ赤な口紅
湯気がもうもうと上がるくらいの集中力に満ちた れにちゃん
彼女を見て
再沸騰
糸が ぴん と張る
canappecoの二人にお礼を言う
でも ほんとのありがとうは
最後 絵が完成するまで 待っててね
「行ってきます」 と 楽屋を後にする
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「描くオト 第2幕 三村玲土」
舞台の上では 既に
ギタリストまこっちゃんと
ピアニスト鶴来さんの
ねっとり 絡み合う 旋律が流れている
舞台裏
集中する れにちゃん
動物みたいな眼
うねる旋律の中へ れにちゃん 入場
私も ふたたび 画面に向き合う
背中に感じる
気迫
頭の中は 既に 真っ赤

彼女の歌声があふれだす
「びっち」
オトが ががっと迫ってくる
自分の眼も 動物に変わるの 感じる
筆を持つ手が
ぎりりと引き締まる
手が 紅い絵の具を求める
さっきまで幸せだった夕焼けに
真っ赤な雷が走る
しなやかな旋律へと変わる
「黒髪」
ふくよかに伸びる歌声にそって
滴る艶黒
描きながら
オトの波に 躯が ゆらり ゆらり 乗っている感覚
きもちいい
パリの裏小径
珈琲屋から漏れ聞こえる様な旋律に変わる
「ネコ」
声が 甘く くすぐったくなる
彼女は しっぽをふりふり
黒猫ダンス
チェルシーのパッケージの様な花を描きたくなる
ころん
ころんと
白で
花 描きまくる
背後で
にゃあお
と鳴き声が聞こえる
振り向いたら
描いてる足下で 黒猫れにが すりすりしてた
また
にやにや笑う
ギターとピアノの旋律が
びりびりしびれる
黒猫の高笑い
きっもちいいー
やさしくて 切ない 旋律
「裸体」
あふれだす 白
彼女の中の
白を描きたくて
とにかく白で
絵をなでる
なんども
なんども
なでる
気づいたら 女体になってた


がらりと空気が変わる
背徳の旋律
「浮気」
さっきまでの白はどこへ行ったのか
彼女の歌声が
黒く粘る
私も黒く含み笑い
女体を
黒で ねっとり なぞる
頭を抱える
オンナ
が現われる
胸に 黒いざわざわした花が咲く
ふたたび 切ない旋律
「子守唄」
最後の唄
泣きそうな声
-泣いてないでちょうだい-
-守ってあげる-
そう唄う彼女が いちばん 泣きたそう
胸がぎゅううとなる
ふりしぼって唄う彼女を抱きしめる
たっぷり紅い絵の具をすくいとって
胸に 指で 花を描く
想いを込めて
背中を バシッと叩く
眼をかっと開いて 歌い上げる彼女
私も 一緒に 紅い花を画面一面に叩き付ける
唄が終わった
紅い筆をおろした私を
彼女が がばっと抱きしめた
真っ赤な口紅が容赦なくねじ込まれる
全く予期せぬ事
ギターとピアノが狂ったように鳴ってる
真っ白になる
負けたくない
そう想った
唇を乱暴に拭いて
れにの腕をつかむ
絵の中のオンナの胸に咲く花へ
手を 押し当てた
幾重にも重なった絵の具の上に
指痕が刻まれた
ぼーーーーっとしたまま
舞台を後にした

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2回目の幕間
楽屋へ降りる途中の階段
れにちゃんと抱きしめ合う
彼女に描いた花の絵が
私の胸にも 紅く移った
最高の笑顔だ
楽屋では 文ちゃんが待っている
文ちゃんの唄で
絵がどう完成するんだろう
わからない
でも
すがすがしい程に
どーーんと落ち着いた気持ち
文ちゃんと固く手を握り合って
再び
舞台への階段を上る
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「描くオト 最終幕 田野崎文」

文ちゃんの唄声
包まれる
ピアノとチェロの音色
深い温度
会場の空気が ゆっくり ほぐれていく
眼を閉じて
聴き入る
やさしい
やさしい
染み入る声.......
張りつめてた躯 ほどけていく
心 静かになっていく

「びわ」
荒くうずまく画面を
白で包む
雪が
しんしん
降り積もっていくみたい
赤がにじみ出て
霞んだ桃色になった
嬉しい.....
思わず笑った

「殻」
-伝えたい事があるんだってば-
必死な声が響いて来る
その必死な想い
拾いたくて
黒で描いたら
-もう からだの 中に流れる 黒い道が つまっちゃいそう-
唄が重なる
不思議な感覚
狙いも
演出も
要らない
唄と
絵の
呼吸が重なる
叫ぶ女体が
腕を広げた樹になった
「心守歌」
ちいさな
白い花
いっぱい
いっぱい
咲く

「自分」
やさしい唄声のなかに
苦しさと
痛みが
詰まってて
私は
再び
紅い花 描いた

描くオト
最後に
生まれたのは
満開の夜桜でした

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1人じゃ描けなかった
まず
この言葉が浮かんだ。
唄
音色
想い
が
わたし
動かしてくれる
感動って
ほんとうに
感じて 動く
なんだって思う
足を運んでくださったお客様
応援のメッセージを下さったみんな
ありがとう。
ゆりちゃん田山くんお花ありがとう!
六本木morph-tokyoのすーさん スタッフの皆様
今回のイベントリーダー松葉さん
あったかいサポート
本当に助かりました!!
ありがとう。
衣装 にっしー
ヘアメイク kumi.ちゃん
写真 瑞穂
ありがとう。
そして
かなちゃん こぢくん
れにちゃん
文ちゃん
演奏してくれた皆様
みんなのおかげ。。。
ありがとう。。。
カメラマン瑞穂に撮ってもらった写真も 手元に届き次第
追って載せたいと思います。
長文おつきあい頂きありがとうございました!
みんなと。








神田サオリ


「松葉節」さくれつのコメントありがとうございます!
「ひとつに繋がるライブ」ほんと実現出来て嬉しいです。
「描くオト」是非 続けていきたいです。
みんなで共鳴できる場に 出逢わせてくれて 松葉さん 感謝です。。。!!
脳みそに愛を!
はし。ちゃん
いずれ関西でもやるからね。。。!ママと楽しみにしていてね!
眼福 なんて やさしくて 素敵なことば。
文ちゃんの歌詞 ほんと 心に響くよね。文ちゃんも 何かふっきれたって。
れにちゃん
あの桜は
色 艶 情念 あふれる 音が わたしに描かせてくれた もの
白く強くあれ って 何度も呟いたよ あの最中。 感謝だよ ほんと
飛源くん
ぼんやりは 頭の中に描くこともあるけど 殆ど その場で産まれてくる感じかな。
今回も 事前に こんな絵になるかな とか 思ってたけど
スタートしたら全部 ふっとんでしまったし。
それこそが ライブの危うくて緊張感走る濃厚な創作の醍醐味だよね。
ふと疑問に思いました。
今回のような音楽を聴きながらのライブペイントって、前もってどんな感じの絵に仕上げるかってな感じのスッケッチ的なモノって描いていらっしゃるんですか?(頭ン中も含めて)
最後の 文さんの 殻 で、
喉の奥がぎゅぅぅぅぅぅぅぅ… となりました。
いつかの 名古屋の ビレッジバンガードで行ったイベントで、サオリさんが描いた
夜桜 を思い出しました。
最近みつけたんです。描きあがった 桜を。 そのとき一緒にいた友達にも 夜桜 をみせて。
「きれいだね……」と 眼福していました。
と思えば またすばらしい 桜 !!
眼福 眼福 眼福 で おなかいっぱいです。。
いや〜、本当に素晴らしい時間を、出演したミュージシャン、神田さん、ありがとう。
音楽に関わる仕事をやってきて、いつも思うこと、、 それはお客で行っても自分が仕切っても、
「ひとつにつながるLIVE」って本当に難しいという事。
始めから最後まで、味わえ尽くせるLIVEなんて、なかなかありません。
ところが今回は違ったね。
神田サオリ恐るべし!
あなたの力を本当にまじまじと見せつけられました。 感動した!
人と人は、共鳴するものなんだ、、と本当に思いました。
歌い手のみんなと神田さんが共鳴した様に、照明さんもPAさんも、もちろんお客さんも
共鳴したと思います。
「描くオト」は、ぜひシリーズ化したいね。またやろうね!
という事で、今回共鳴出来なかった人は、次回共鳴しに来て下さい。
脳みそにも栄養を!
愛と平和!
今は もう ふつふつしてます
でも 言葉に描く事で 咀嚼吸収血になり肉に結実ですね
ジンジムさんのレポートこそ すげえです
感謝
みなさんの御書きになったレポートって どうやってリンクを探したらよいのでしょう??
さおりさんご自身のレポート、すげえぜ。ぜひぜひ、リンクなどの伝をたどって、皆さんがお書きになったレポートを読んでください。立体的に、あの夜が再現されますから。おれっちのは、読み飛ばしてね。