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04.09
Tue
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4月4日早朝 桜吹雪の日



おじいちゃんは大往生でした。


看病に元気つけに駆けつけたのにあまりに急なことだった。
家族の誰も予測していなかった。

でも、一度は病院から自宅に帰ることが叶って
おばあちゃんの鯛のアラ汁を食べることができて
手を叩いて喜んだおじいちゃん。
その様に何より喜んだおばあちゃん。
ぐっすり自分のベットで眠ることが叶って本当によかった。




お経を聴きながら
ずーーーっっと
おじいちゃんの 旅立ちの道のりの景色をイメージしていました。

やわらかに揺れる花霞の中
白い鯉に乗って
気持ち良さそうに光の入り口へ向かって進む映像をみました。


途中
暗闇そして漆黒の池


池のほとりにおじいちゃんが立つと
淡く光る白い花々が
水面に次々に顔を出し
一輪一輪咲く度に美しい音が響き渡ります。



見渡す限りのほのかに光る花の世界


空は淡桃紫



白い桜が
花びらをゆったりこぼしながら
ゆれている


目の前に霞かかった山脈
高らかに
おっきな真っ白な
太陽が昇る


おじいちゃんの顔は
朝日に照らされて
おじいちゃんの胸が
美しさに震えるのを
私も感じる
嬉し涙を一緒に流す


階段を昇ってゆく
やわらかにはためく
紫の暖簾の向こうは
光りで見えない

くぐりぬけると

やぁ!お父さん
お疲れ様です
と、手を振るパパ。
まさるおじちゃん。
ひいおばあちゃん。

どうもどうも!と
ほっとするおじいちゃん。




私は
そんな映像を
見せてもらいながら
おじいちゃんにお別れをする。




生きている間
広島での被曝にも負けず
木を花を育て
鯉を愛でて
写真を絵を愛して
沢山旅をして
文書を達筆でしたためては
家族に送り
政治を歴史を熱く語り
家を守り
孫の隅々まで厳しく優しく
教育してくれ
生きる意思を強く持って
89年間 
立派に生き抜いた
おじいちゃん。




『マイペースでなければ芸術家は務まらないかもしれないが、人の気持ちがわかる人であるように。
意思の強い事とマイペースである事は違う。具体的にお母さんを助けるように。』




息を引き取る前日、全身辛くて朦朧としていたのに
この言葉達をはっきりとした口調で伝えてくれた。
忘れません。



最後まで心配かけたね。
最後まで現役だった おじいちゃん。

おかげで
久しぶりに家族が大集合したよ。
家族の大切さを あらためて 強く感じたよ。

家族を、縁ある方々を
大切に生きることを
誓います。





今年の桜は。



おじいちゃんの
立派な旅立ちの記憶と結びつきました。



じっちゃん ありがとう またね。


じっちゃん01





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