09.07
Wed
年末の香港個展に向けて HPのプロフィール英訳を進めています。

それにあわせて
神田サオリのアーティスト紹介文をご執筆いただきました。



。。。感動して 心、ぶるぶる。。。

涙。



この言葉に 

背筋を伸ばしてもらって
背中を押してもらって  
自分信じて歩いて行けます




ありがとうございました。。。!












Life Painting
―神田サオリの創作―



藤田 千織(東京国立博物館 研究員)





神田サオリは、自らの創作を Life Painting と表現する。
人生を描く。人生を通して描く。人生をかけて描く。
いずれにも受け取れる言葉だ。


描くこと。
それは単なる制作活動を越え、
彼女の人生における出逢いと成長を綴ることでもある。
神田サオリの作品につねにあるのは、
花のような、躯(からだ)のような、はたまた見知らぬ国の景色のような、
熱情を湛えて息づく線と色の祝祭だ。
これを生み出す神田サオリとは、どのような人物なのか。


幼少期をバグダッドとドバイで過ごした彼女には、
つねに遠い日本への憧れがあったという。
たしかに、人体表現や緻密な紋様、流れるような曲線など、
アラブ世界の影響と日本的ルーツを感じさせる要素の両方が
分かちがたく絡み合っているように思える。


彼女は、溢れんばかりの情熱とともに生きている。
絵を描き、人や土地との出逢いを求め、旅に出て、語り、耳を傾け、
悩み、壊し、笑い、創り、涙し、生き、交感し、また描く。
全身全霊で。


それがパフォーマンスの場であれ、
タブロー作品の制作であれ、
音楽やファッションなど他分野とのコラボレーションであれ、
彼女のすることは変わらない。
全身でその出逢いに飛び込み、
心をぶつけ、感じあい、迸り出るものに身を委ねて絵筆を走らせる。


神田サオリのすべての作品に通底するふつふつとした「熱」は、
彼女が生きる上での、あらゆる人やモノや場所との出逢いの
化学反応から生じる「熱」なのだろう。


Life Painting. 生き切ることが、描くこと。





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